新型コロナウイルスの感染拡大から、3年目に入りました。オミクロン株による「第6波」は、各地で高止まりや減少の鈍化が続き、まだまだ予断を許さない状況が続いています。 先月末、石川県金沢市にある臨床検査を行う企業「株式会社アルプ」を訪問しました。この会社は、感染拡大1年目の2020年4月、石川県でいち早く、公的医療保険の適用されるPCR検査を実施。県内の検査能力の増強に大きく貢献されたと伺いました。 官民一体で力を合わせて未曾有の困難に立ち向かった、目を見張る実例であります。 人類の歴史が繰り返し証明してきたように、感染症の世界的大流行は、新型コロナが最後ではないでしょう。 今後、別の脅威が襲ってきた時に、私たちがコロナ禍の教訓を存分に生かして、危機に対峙できるか否か。 そうした未来を見据える目線を持ちながら、足元の対策に取り組むことこそ、政治に求められている責任であると感じています。
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